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法律相談センター全国協議会

 全国の弁護士会では、市民の皆様の弁護士へのアクセスを容易にするため「法律相談センター」と銘打って、所属弁護士による定期的な法律相談会を実施しています。

 鳥取県弁護士会でも、鳥取県弁護士会館(鳥取市・毎週土曜日)、法律相談センター倉吉(倉吉市・毎週土曜日)、米子天満屋(米子市・毎週火曜日)の三カ所で県弁護士会主催の法律相談会を実施しています。

 本日は各地の法律相談センターの責任者による全国協議会があり、私も鳥取県弁護士会の法律相談センター委員長として出席してきました。

 本年度の協議テーマは第1分科会「広報~新しい時代の広報を考える」、第2分科会「専門相談~開かれた専門相談」、第3分科会「箱モノセンターの役割は終わったか」の3つのテーマについて分科会方式で全国の委員で活発な協議が行われました。

 私は、第1分科会に参加し、全国各地の委員と法律相談センターの効果的な広報についての議論に参加しました。

 全国各地の法律相談センターでは、市民の方々に気軽に弁護士に相談していただけるよう、相談料を無料化・低額化したり、インターネット予約を開始したり、イオンなどの大型スーパーでの相談会を実施したり、様々な工夫をしています。特に昨年度は日弁連の主導でタレントの武井咲さんをイメージキャラクターに採用し、日弁連として新しい取り組みを進めた年でした。

 しかし、市民の方々にとってはまだまだ弁護士への相談はハードルが高く、いろいろな意味で抵抗感があるようです。我々弁護士・弁護士会は法律業務を独占(弁護士法72条)している以上、的確な法律相談・アドバイスが実施できるよう法的知識・技法について研鑽を積むことはもちろん、市民の方々が困ったときに気軽に相談していただける体制を作る努力・工夫も続けていかなければならないと改めて感じました

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