ルール作りの出前授業@智頭農林高校
今日は、鳥取県弁護士会の法教育委員会のお仕事で、智頭農林高校にルール作りの出前授業に行ってきました。
テーマは、身近な問題についてのルール作り。
架空のカラオケ店の問題(具体的にはお店からの騒音・酔っ払いによる被害・中高生の利用)について、生徒さんにカラオケ店経営者・カラオケ店利用者・近隣住民・生徒・PTA会長等の立場になりきってもらい、ロールプレイ方式で各自の利益を守りつつみんなが納得できるルールを作るというものです。
関係当事者になりきってもらって、特定の問題を解決するためのルールを議論しながら実際に作ることによって、ルールの成立過程を実感・体感してもらい、ルールや法律の成り立ち、ルールや法律を守ることの意味を理解してもらうのが狙いです。
グループワークでは生徒さんたちが積極的に発言してくれたおかげで、議論も盛り上がり、私自身も大変勉強になりました。
写真は、生徒さんの力作のルール集。
営業時間を限定する、防音設備を設置する、警察やPTAが見回りをする、お酒の提供を制限するなど様々な工夫の跡が見られて面白いですよね。
最後の質問コーナーでも、①パワハラについて②痴漢えん罪事件について③裁判費用について④弁護士の日常業務についてなど積極的に質問をいただきました。
ちなみに、私が担当したクラスは男子中心のクラスだったのですが、お一人だけ女子生徒さんがいて、その方のお年は70代とのこと。特に違和感なく溶け込んでおられたのも印象的でした(^^)