女性に対する暴力をなくす運動@イオン鳥取北
毎年11月12日から11月25日(女性に対する暴力撤廃国際日)までの2週間は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
鳥取県でも県民の皆さんに広く配偶者や恋人間の暴力(DV)の問題に関する理解を深めていただくため、配偶者暴力相談支援センターが暴力防止及び被害者支援に取組んでいる関係機関と連携・協力し、街頭キャンペーン及びパネル展示を実施します。鳥取県弁護士会としても男女共同参画委員会を中心に上記運動に賛同・協力しています。
私も男女共同参画委員会の委員をしているので、11月12日14時~15時の間、イオン鳥取北店でチラシ・ポケットティッシュの配布のボランティアをしてきました。
チラシ・ポケットティッシュを受け取っていただいた方々、ありがとうございました。昨日・今日の二日間で約5000部のチラシ・ポケットティッシュを配布することができました。イオン鳥取北店では明日以降もパネル展示をしていますので、興味のある方は覗きに行ってくださいね(^^)
弊所の法律相談でもDVが関係する相談はかなり多く、離婚原因としても非常によく問題になります。
やはり男性から女性に対するDVが圧倒的に多く、男性側は女性側の「子育てに問題があり、子どもに悪影響だから」「家事がきちんとできていないから」「社会に出たことがないから仕事の大変さが分かっていないから」「常識がないから」などともっともらしい理由を付けて身体的・精神的暴力に及ぶことが多いため、真面目な女性ほど「自分が悪いんだ」と思い込んで誰にも相談せずに我慢してしまいます。
殴られたり、蹴られたりといった身体的な暴力がなければDVに当たらないとか、結婚していないからDVに当たらない、などと誤解されている方も多いです。
このような思い込みや誤解から抜け出すためにも、一人で抱え込まずに専門機関・専門家に相談していただき、問題解決の糸口を見つけていただきたいと思います。
まずは下記の婦人相談所・配偶者暴力相談支援センターにご相談されるがよいでしょう。
なお、収入が少ない方であれば、法律相談援助制度を利用して弊所での無料法律相談も可能です。