弁護士に法律相談できること~日弁連TVのご紹介

 今まで弁護士に相談をしたことがない方々にとって、法律事務所への問い合わせや法律相談は我々が思う以上に非常にハードルが高いことを、相談者さんの言葉の端々から日々実感させられています。

 弁護士への法律相談を躊躇する大きな要因の一つが、

 ・自分の悩みごと・困りごとが果たして弁護士に法律相談できる内容なのか?

 ・弁護士にこんな相談をしていいのか?

ということにあるようです。

 特に一般の方は弁護士は裁判ばかりしているイメージがあるようで、裁判にならないような事案については弁護士には相談できないと思われて法律相談を躊躇されるようです。

 しかし、実際には、弁護士が相談対応し解決できる領域は極めて広く、裁判はそのごく一部にすぎません。一般の方が法律による解決や弁護士への相談が頭に浮かぶ事案であればほとんどカバーしていると言って過言ではありません。

 さらにいえば、一般の方が弁護士への相談を思いもよらないような相談にも対応していることもままあります。

 弁護士に様々な困りごとを相談できることを知ってもらおうと、私が所属している日本弁護士連合会の「法律相談センター委員会」では、市民の方の身近な悩みに、その地域の弁護士が応えていることを知っていただく動画を公開しています。

 ショートストーリー形式で、「小学校でのいじめ相談」、「親族による高齢者の年金の遣い込みの問題」を題材に、弁護士への法律相談の一例を取り上げています。

 特にいじめの相談を取り上げた「がまんしないで篇」は反響が大きく、この手の動画としては異例の40万回以上の再生回数を記録しています。

 このような日常的なことでも弁護士に相談していいんだということを分かってもらう一助になれば幸いです。

【ムービー紹介ページ】日弁連TV(タイトルをクリックすると動画が始まります)

がまんしないで編  息子が小学校でいじめられていることに、気付いたお母さん。しかし、子どもは多くを語りたがない。  そんなとき、スマホで見つけた「法律相談センター」に申し込み、親子で訪問する。  そっと心に寄り添うように語りかける弁護士。

 「いじめって、とっても悪いこと。マサトくんは悪くないんだから」の言葉に、口も心も閉ざしていた息子は、これまでの想いを話し始める。

 帰り道の親子にはすこし笑顔が戻っていた。

消えた年金編  カコ(26才)は、可愛がってもらっていた叔母に久しぶりに面会に行く。療養中の老齢の叔母はかつての明るさもなく、衣服もポロポロでさびしさ極まる状態だった。  カコには相談相手のあてはなかったが、スマホで「法律相談センター」を見つけ申し込む。  相談を聞いた弁護士は、 「弁護士なら、口座の取引状況を調べることもできる」 「年金口座自体を変える方法もある」など、解決のための選択肢をアドバイスする。

 叔母を救える可能性を感じたカコは、叔母のあたたかい想いがあらためて高まる。  数カ月後、療養センターの庭には明るさをとり戻したカコと叔母の姿があった。

                                      以上

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